アプローチはマイカーかタクシー利用となる。中部横断自動車道の場合は南アルプスインターで下り、伊奈ケ湖または県民の森を目指す。南伊奈ケ湖を左手に見て進むとすぐに県民の森の駐車場が右側にある。道路を直進し、1キロちょっとで左カーブの頂点に北尾根登山道入り口の案内板がある。道路右に駐車スペースがある。道路左の石垣に登山道の階段がある。林道はさらに上って櫛形山中腹を横切っていて、北尾根登山道をもう一度横切る。ここが見晴らし平。甲府盆地が一望できる。広い駐車スペースもある。「花の百名山」の田中澄江の記念碑も建つ。下の登山口から見晴らし平までは1時間20分ほどかかる。道はしっかりしているので心配ない。
(北尾根登山道入り口→見晴らし平:約1時間20分、見晴らし平→北尾根登山道入り口:約40分)
|
|
|
北尾根登山道入り口 |
|
見晴らし平 |
見晴らし平からは、尾根に向かって正面左と右の奥に登山道があり、どちらから登ってもすぐに合流する。丸太の階段があり、周囲はアセビが目立つ。15分も歩くと分岐がある。右は平成峡経由の道だ(アヤメ平まで93分と書いてある)。直進する。緩やかな山腹の登りが続く。春ならイチリンソウ、ヒトリシズカ、フデリンドウなどが和ませてくれる。丸太の長い階段が終わるころ、やや平坦な場所で右から平成峡の登山道が合流してくる。
(見晴らし平→平成峡登山道合流:約1時間10分、平成峡登山道合流→見晴らし平:約35分)
|
|
|
北尾根登山道 |
|
アヤメ平 |
尾根の左斜面を緩やかに登る。左に水場の案内板があるあたりから急坂のジグザグ道となる。簡易トイレを右に見送ると傾斜は緩くなり、右に草地が広がってきて間もなく十字路に着く。ここがアヤメ平。避難小屋が建つ。草地はアヤメの群生地で、6月中下旬は紫色に埋め尽くされる。保護のためのロープが張られている。
(平成峡登山道合流→アヤメ平:約50分、アヤメ平→平成峡登山道合流:約30分)
|