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2003.3.13 所属カテゴリ: 南アルプス / 登山 / 人物・団体 /

大町桂月

 1869(明治2)年-1925(大正14)年。文学者。本名芳衛。高知県出身。東京帝国大学(東京大)在学中「帝国文学」の編集委員となり、いらい長詩、文芸評論などに活躍した。

 登山家としても知られ、1924(大正13)年7月、早川町奈良田から南アルプスに登山、手甲、脚はんに振り分け荷物のいでたちで農鳥山頂に立って詠んだ歌「酒のみて高ねの上に吐く息は散りて下界の雨となるらん」が1957(昭和32)年7月、歌碑となり東農鳥岳山頂(3026メートル)に建立された。