【参考タイム】 | |||||||
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間ノ岳山頂からは西に折れる。だらだら下りで三峰(みつみね)岳に至り、ここから南西の下り。最初は岩稜を行くが次第に尾根が広くなり、左からトラバース道が合流すると三国平。ハイマツが多くライチョウも目に付くことがある。ジグザグ道を下って熊ノ平に着く。熊ノ平小屋がある。 (間ノ岳から約2時間、登り約3時間) 小屋からは長い登り下りが続く。稜線を外さないように行けば、安倍荒倉岳は気付かないうちに過ぎ、展望のいい小岩峰を越えると新蛇抜山だが、ここは頂上は通らない。北荒川岳までは稜線の左下を行く。山頂南には管理小屋があり、キャンプ指定地にもなっている。いよいよ塩見岳を目指しての登りとなる。左に雪投(ゆきなで)沢源頭のキャンプ指定地が見え、登り切ると北俣岳。登山道が分岐し、東(左)に行くと蝙蝠(こうもり)岳となる。右に登り詰めると塩見岳東峰。3,047メートルの山頂はすぐ西だ。 (間ノ岳から約5時間。逆コース約6時間45分) 塩見岳からは西に下り、塩見小屋を経て三伏(さんぷく)峠に出る。山頂から三伏峠まで約3時間半。峠に1軒、沢に1軒の小屋がある。ここからは縦走路がさらに南へ延びて荒川岳、赤石岳、聖岳と遥かな山並みが続く。三伏峠からの下山は長野県大鹿村へ2本登山道がある。
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※注意 紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。 |