【参考タイム】 | ||||||||||||
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北沢峠から西に下り、大平山荘へ。最初は樹林の中の緩やかな登りが続く。次第に傾斜を増し、藪沢の流れに近付いていく。藪沢大滝を過ぎてしばらくすると流れを横切って左岸に渡る。登山道は樹林と水流の間に付けられていて、沢が狭くなってくると対岸(右岸)から大滝ノ頭からの登山道が合流してくる。ここで沢身を離れて少し登ると馬ノ背ヒュッテに着く。 (大平山荘から約2時間10分。下り約1時間10分)
ここからは馬ノ背(稜線が広い尾根)の南斜面を緩やかに登る。両側が雪の重みで地をはうように曲がったダケカンバ林が続く。馬ノ背の稜線に出ると右から丹渓新道が合流してくる。左に行く。7月はシナノキンバイなどのお花畑になる。ハイマツが現われ、狭くなった尾根をしばらく行くと、藪沢カールが正面に見えてくる。登山道は再び沢身に戻る。細くなった水流に沿って緩やかな登りが続き、仙丈小屋の前に出る。旧長谷村(現・伊那市)が新しく建て替え、昔の避難小屋のイメージはない。風力と太陽光を使って発電している。 (馬ノ背ヒュッテから約1時間。下り約40分)
小屋からはカールの底を右寄りに登る。おわんの縁へ向かって急な登りが続く。稜線に出たら尾根通しに行けば山頂に着く。 (小屋から約30分。下り約20分) |
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※注意 紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。 |