【参考タイム】 | |||
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山頂へのコースと別れて水平に付けられた登山道に入る。両側はキタダケソウの生育地。6月下旬―7月上旬にはかれんな花を開く。すぐに岩場の連続となり、はしごや木橋が次々と現れる。トラバース道だから平坦と思いがちだが、登下降が頻繁にあり結構疲れる。岩の隙間や草地はシナノキンバイ、ハクサンイチゲ、イブキジャコウソウ、シオガマ類、ミヤマキンポウゲなど高山植物の宝庫で、疲れを忘れさせてくれる。この地域は「種の保存法」で地域指定され、高山植物の保護のためロープが張られている。登山道から植生地への踏み込みは禁止されている。 土の水平道になるとトラバースは終了。縦走路に出るか、縦走路の東側に平行している登山道を北岳山荘へ下る。途中から二重山稜になっているので霧の時など迷わないよう注意が必要。 (北岳分岐―北岳山荘間どちらからも約1時間10分) |
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※注意 紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。 |