【注】令和5年度は大樺沢の登山道は通行禁止
登山基地広河原から大樺沢に沿って登るコース。バットレス(大岩壁)を仰ぎ、夏は雪渓をたどり、変化に富んでいる。
【参考タイム】 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
野呂川広河原インフォメーションセンターの西100メートルの吊り橋を渡ると広河原山荘。インフォメーションセンターとここに登山届のボックスがある。山荘脇から登山道に入る。ウラジロモミ、コメツガ、ブナなどの樹林が続く。ちょっとした湿地(6月にはクリンソウが咲く)を過ぎ、右からの小さな水流を横切って河原状になると、右から小沢が入る。尾根をわずかに登った台地が御池コースとの分岐。左へ樹林の中を行く。えん堤の右を越えて下ると大樺沢の流れに出る。
バットレスの裾を巻く右俣と左俣の流れが合流する場所。合流点の少し下に高さ3、4メートルの巨岩があって目印になる。二俣は絶好の休憩地で北岳ばかりでなく鳳凰山の一部も展望できる。テントサイトにも最適だが、自然保護のため山梨県要綱で幕営は禁止されている。登山シーズン中は仮設トイレが置かれる。ここから北へトラバース気味に行けば白根御池、西へ右俣左岸を登れば草すべりに至る。
|
||||||||||||||
※注意 紹介した登山コースは、あくまで参考です。コースタイムは人によって違いますし、登山道も変化があります。登山前にガイドブックや登山記録を調べ、自分の判断で登山計画をたてて下さい。遭難した場合、捜索が速やかにできるよう登山計画書を登山口で提出して下さい。各登山口にボックスがあります。山小屋でも受け付けます。この南アルプスNETから山梨県警察本部のホームページにリンクすれば、インターネットでも登山届を出すことができます。個人の責任でしっかりとした計画をたて、安全で楽しい登山ができるようお祈りします。 |