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2003.3.13 所属カテゴリ: 鳳凰山 / 芦安 / 登山 / 百名山以外の山 /

大崖頭山

 「おおがれあたまやま」。2186メートル。山梨県南アルプス市。遠望すると山体が丸みを帯び、著しい崩壊地形があることに名称の由来がある。山頂の鞍部を糸魚川―静岡構造線が通るため岩石が破砕され、山崩れが多発している。地質は山体の東半分は新第三紀のフォッサマグナの一つのたい積物の桃の木累層で、もろいけつ(頁)岩、砂岩から成り、西半分は古第三紀の三倉層群で、砂岩、粘板岩から成る。夜叉神から鳳凰山への登山道はこの頂上は通らず山腹を巻いて杖立峠を通る。