2022.5.08 芦安山岳館 /

北岳バットレス

 北岳バットレスとは、北岳の東面にある大岩壁をいいます。山頂からの標高差約600メートルで南アルプスを代表する岩場です。北から東北、第一、第二、第三尾根、中央稜、第四、第五尾根の岩尾根があり、その間にヒドゥンガリー、aガリー、バットレス沢、bガリー、c下沢などといった岩溝が食い込んでいます。

 ウォルター・ウェストンが1902(明治35)年8月、北岳に登攀中、その岩場に目をつけて「偉大な扶壁 (バットレス)と呼んだ。」と言われています。 *諸説あり
THE PLAYGROUND OF THE FAR EAST (極東の遊歩道)より

 登山シーズンが近づいてきました。

 南アルプス市芦安山岳館展示に「北岳登山ルートとバットレス模型」(SCALE 1:3000)があります。登山計画の参考になるかもしれません。

 変化に富んだ南アルプスの山々を登山してみてはいかがでしょうか。

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