2018.7.20
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山の日8・11で催し多彩県がガイド冊子PRに「ゆるキャン△」活用
8月11日の「山の日」に合わせ、県内各地で数多くの関連イベントが企画されている。来年8月に「山の日」記念全国大会が山梨で開催されることから、県や市町村、関連施設が森林散策など計69の催しを計画。イベントのガイドブックには県内を舞台にした人気アニメ「ゆるキャン△」のイラストを採用した。県担当者は「幅広い世代に『山の日』に関心を持ってほしい」と話している。
県や森林、山岳関係の団体でつくる「やまなしで過ごす『山の日』実行委員会」事務局の県森林環境総務課によると、来年の「山梨大会」をPRするため、実行委や市町村、山岳関係の施設が10月までに例年を上回る数の行事を用意している。
実行委は8月4日、甲府市総合市民会館でメインイベントのシンポジウムを開く。北杜市在住の紀行作家でバックパッカーのシェルパ斉藤さんらが講演する。7月28日には甲府・武田の杜で親子向けの森林セラピー体験を開催する。このほか、夜の森を歩く「ナイトハイク」などもある。
実行委は、作品中に山梨の自然や地域が登場する「ゆるキャン△」のイラストを、ガイドブックの表紙や挿絵に採用。2万5000部作成し、県立図書館や市町村の窓口などで配布している。
実行委は「豊富なイベントを通じ、県内外の人々が山梨の山の恩恵をあらためて知る機会にしてほしい」としている。シンポジウムやガイドブックの問い合わせは実行委事務局、電話055(223)1634。
【写真】人気アニメ「ゆるキャン△」のイラストを使った「山の日」のイベントガイド
(山梨日日新聞 2018年7月18日付)