2018.7.20
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天候急変、熱中症…万全な備えを
本格的な夏山シーズンを迎え、山梨県内各地の山が多くの登山者でにぎわっている。しかし、山岳遭難事故が多発する時季でもあり、登山者には安全登山の意識が求められている。県内では事故件数が増加傾向にあり、県山岳連盟は注意を呼び掛けている。
同連盟によると、夏山では熱中症の恐れがあり、水分や塩分の補給を心掛けることが大切。天候の急変にも注意が必要で、登山開始時に晴れていても雨具は必ず携帯し、荷物の防水対策もおろそかにしてはならない。「早立ち早着き」で行動することが求められる。
また、標高が高い場所では気温が急激に低下することもあり、防寒具も必携の装備。山では不慮の事態を想定することが基本で、日帰りでもヘッドランプや予備の食料などが必要だ。
県警地域課によると、昨年1年間に県内で発生した山岳遭難は161件で、遭難者数は180人。ともに1965年の統計開始以降で最多だった。
同連盟の秋山教之会長は知識や体力、不十分な装備が原因となる事故が多いと指摘。「山岳遭難は社会問題化している。しっかりと計画を立て、十分に下調べをして入山してほしい」と話している。
(山梨日日新聞 2018年7月18日付)
同連盟によると、夏山では熱中症の恐れがあり、水分や塩分の補給を心掛けることが大切。天候の急変にも注意が必要で、登山開始時に晴れていても雨具は必ず携帯し、荷物の防水対策もおろそかにしてはならない。「早立ち早着き」で行動することが求められる。
また、標高が高い場所では気温が急激に低下することもあり、防寒具も必携の装備。山では不慮の事態を想定することが基本で、日帰りでもヘッドランプや予備の食料などが必要だ。
県警地域課によると、昨年1年間に県内で発生した山岳遭難は161件で、遭難者数は180人。ともに1965年の統計開始以降で最多だった。
同連盟の秋山教之会長は知識や体力、不十分な装備が原因となる事故が多いと指摘。「山岳遭難は社会問題化している。しっかりと計画を立て、十分に下調べをして入山してほしい」と話している。
(山梨日日新聞 2018年7月18日付)