2018.6.03
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広河原山荘100人収容に増 南ア市が21年度新築移転へ 床面積倍近く、浴槽を新設
南アルプス市は、同市芦安芦倉にある市広河原山荘移転の概要を固めた。広河原インフォメーションセンター隣接地に新築して移転。収容人数を100人に増やし、新たに浴室を設ける。2021年度の供用開始を目指す。
市観光商工課によると、緊急車両の乗り入れや災害の危険性が少ないことを考慮し、野呂川の右岸側から左岸側へ移転する。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は現在の倍近い860平方メートルとする。
宿泊者の収容人数は70人から100人に増やす。登山客向けの宿泊スペースとなる2階には浴室を設け、観光客向けの3階各部屋にはロフトを付ける。
本年度は林野庁に対して建設予定地の保安林解除を申請。南アルプスの玄関口という厳しい自然環境に立地しているため、19、20年度の4~11月に工事を行う予定。総工事費は5億586万円を見込んでいる。
現施設は1985年7月に完成。築30年以上が経過し、外壁にカビが生えるなど老朽化が激しいという。市議や山岳有識者ら6人でつくる「広河原山荘活用検討委員会」は2016年12月、金丸一元市長に新築移転を答申していた。
【写真】築30年以上が経過した広河原山荘=南アルプス市芦安芦倉
(2018年6月3日付 山梨日日新聞)
市観光商工課によると、緊急車両の乗り入れや災害の危険性が少ないことを考慮し、野呂川の右岸側から左岸側へ移転する。鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は現在の倍近い860平方メートルとする。
宿泊者の収容人数は70人から100人に増やす。登山客向けの宿泊スペースとなる2階には浴室を設け、観光客向けの3階各部屋にはロフトを付ける。
本年度は林野庁に対して建設予定地の保安林解除を申請。南アルプスの玄関口という厳しい自然環境に立地しているため、19、20年度の4~11月に工事を行う予定。総工事費は5億586万円を見込んでいる。
現施設は1985年7月に完成。築30年以上が経過し、外壁にカビが生えるなど老朽化が激しいという。市議や山岳有識者ら6人でつくる「広河原山荘活用検討委員会」は2016年12月、金丸一元市長に新築移転を答申していた。
【写真】築30年以上が経過した広河原山荘=南アルプス市芦安芦倉
(2018年6月3日付 山梨日日新聞)