2016.11.03 News /

櫛形山「愛の聖地」に 南ア市がモニュメント設置 南京錠の取り付けOK

 南アルプス市観光商工課は、櫛形山中腹にある見晴らし平に、ハート形のモニュメントを設置した。カップルが愛を誓うおまじないとして、南京錠を取り付けられるようになっている。見晴らし平からは、富士山や夜景を眺めることができ、「愛の聖地」として売り出す考えだ。

 モニュメントは、高さ、幅ともに約1.3メートルで、内部に取り付けた4本の棒に南京錠を付けることができる。同様のおまじないは世界中で行われており、「市の新たな観光資源にしたい」(同課担当者)と企画した。

 見晴らし平は、櫛形山のアヤメ平に向かう北尾根登山道の途中にある。車で行くこともでき、南アルプス市街から約30分の場所にある。眼下に甲府盆地を一望でき、晴れていれば富士山も見える。夜景スポットとしても知られている。

 同課担当者は「カップルが愛を誓い合う聖地として広く知ってもらいたい。櫛形山の豊かな自然を周知するきっかけにもなれば」と話している。

 【写真】市が設置した南京錠を取り付けることができるモニュメント=南アルプス・見晴らし平

 (山梨日日新聞 2016年11月3日付)

月別
年別