2016.8.14 News /

クマ出没注意喚起 北杜・甲斐駒ケ岳登山道 人身被害受け看板設置

 北杜市白州町横手の甲斐駒ケ岳登山道で、登山者の男性がクマに襲われ重傷を負った事故を受け、市は13日、登山道入り口などに、クマに注意するよう呼び掛ける看板を取り付けた。

 北杜署によると、12日午後、男性が1人で下山中、登山道脇の斜面に体長約1.5メートルのクマがいるのに気付いた。走って逃げたが、つまずいて転倒した際、クマが飛び掛かってきたという。

 市林政課は13日朝、登山道入り口や横手駒ケ岳神社駐車場付近など計3カ所に「クマ出没注意!」と記した看板を設置。一方、同署は周辺のパトロールを強化し、登山者に注意を呼び掛けた。

 同課の担当者は「鈴を携帯するなどして、クマに自分の存在を知らせることが重要。万全の準備をして、登山してほしい」と話している。

 (山梨日日新聞 2016年8月14日付)

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