2015.11.07
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山岳遭難死者数、平成で最多23人 県内1~10月、60代以上6割
山梨県警は6日、今年1~10月の山岳遭難による死者数は昨年同期より7人多い23人だったと発表した。10月までの死者数としては平成に入って最多。登山ブームを背景にした中高年登山者の増加が主な原因とみられ、60代以上が死者の6割を占めた。
同課によると、1~10月の山岳遭難の発生件数は昨年同期と同じ97件、遭難者数は昨年より2人多い112人。
10月末現在の死者数はこれまで2012年の21人が最多だった。今年死亡した23人のうち22人が滑落や転落が原因で、体力が低下している下山中の事故が目立った。死者のうち登山届を提出していない人は18人、単独登山は12人。
同課は「体力がなくなり、集中力を欠いて滑落し、死亡につながる事故が多い。体力を過信せず、登山届の提出やグループでの登山を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
(山梨日日新聞 2015年11月7日付)
同課によると、1~10月の山岳遭難の発生件数は昨年同期と同じ97件、遭難者数は昨年より2人多い112人。
10月末現在の死者数はこれまで2012年の21人が最多だった。今年死亡した23人のうち22人が滑落や転落が原因で、体力が低下している下山中の事故が目立った。死者のうち登山届を提出していない人は18人、単独登山は12人。
同課は「体力がなくなり、集中力を欠いて滑落し、死亡につながる事故が多い。体力を過信せず、登山届の提出やグループでの登山を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
(山梨日日新聞 2015年11月7日付)