田舎で小正月を体験 どんど焼きツアー企画南ア観光協会

田舎の伝統行事を体験しよう-。南アルプス市観光協会は来年1月14、15の両日、南アルプス市芦安地区のどんど焼きを体験するツアーを行う。都会では味わう機会が少ない冬の小正月行事を楽しんでもらおうと初めて企画した。

参加者は東京都や神奈川県など都市部の住民を想定。同地区の温泉旅館に宿泊し、市内に2日間滞在してもらう。どんど焼きに参加するのは初日の夜。事前に行事で使う団子「繭玉」を自らの手で作り、実際に焼いて味わってもらう。

このほか、南アルプス市芦安山岳館や日本で初めてコンクリートで造った堰堤(えんてい)の「芦安堰堤」の見学も予定している。甲斐犬との触れ合いやそば打ち体験もできる。

観光協会は「どんど焼きは田舎ならではの文化。都会では知らない子どもも多い」とし、インターネットなどで参加を呼び掛けている。

応募の締め切りは12月27日。定員は20人で参加費は宿泊費込みで1万円。問い合わせは観光協会、電話055(284)4204。

(2013年12月18日付 山梨日日新聞)

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