山梨県立大地域研究交流センターは、甲府・県立大飯田キャンパスで南アルプスについて学ぶ講座を開き、研究者が動物生態について解説した。
連続講座「南アルプスの自然と文化~富士山との比較で探る」の4回目。日本環境動物昆虫学会の北原正彦さんがオサムシ類やハネカクシ類などの固有種や、高山種の生息地の中で南限に位置することを紹介した。
やまなし野鳥の会の村山力さんも、ニホンライチョウの生息状況や生息を脅かす要因を説明。参加した約90人は熱心に解説を聞いていた=写真。
(山梨日日新聞 2013年9月24日付)