エコパーク登録へ住民説明会南ア世界自然遺産めざす4市町23日から 地域ごとの特色踏まえ
南アルプス、韮崎、北杜、早川の4市町でつくる南アルプス世界自然遺産登録山梨県連絡協議会は23日から各構成市町で、国際教育科学文化機関(ユネスコ)が自然保護地区などを認定するエコパーク(生物圏保存地域)について解説する住民説明会を開く。
ユネスコ・エコパークの制度や登録に向けた取り組みを周知しようと企画。来年3月までに各構成市町で1回ずつ行う。世界自然遺産のように自然を厳重に保護するだけでなく、教育活動や観光に活用できる区域などを設定するユネスコ・エコパークの特徴を、地域ごとの地形や特色を踏まえて説明する。
同協議会の事務局を務める南アルプス市みどり自然課の担当者は「エコパーク登録を実現することで自然の保全と利用の両立を目指し、世界自然遺産登録にも結び付けていきたい」と話している。
市町ごとの開催場所と日時は次の通り。
▽北杜市 23日午後1時半から、市役所(申し込みは市政策秘書課、電話0551-42-1161)▽南アルプス市 12月22日午後1時半から、地域防災交流センター(申し込みは市みどり自然課、電話055-282-7259)▽韮崎市 来年2月2日(時間未定)、東京エレクトロン韮崎文化ホール(申し込みは市商工観光課、電話0551-22-1111)▽早川町 来年3月16日(時間未定)、町民会館(申し込みは町振興課、電話0556-45-2511)
(2012年11月7日付 山梨日日新聞)