南アルプスの魅力解説 世界遺産連絡協が講座 来月12日から
南アルプス世界自然遺産登録山梨県連絡協議会は11月12日から、南アルプスの魅力について知ってもらおうと「南アルプス学講座」を開く。
南アルプスの世界自然遺産登録を目指した活動の一環で、学識経験者や山岳関係者らを招き、来年3月まで全10回行う。県山岳連盟名誉会長の高室陽二郎さんや南アルプス市芦安山岳館の塩沢久仙館長、県環境科学研究所の輿水達司特任研究員らが専門的な知識を踏まえ、南アルプスの山岳信仰や高山植物、景観の魅力などについて話す。
同会事務局の南アルプス市みどり自然課は「地域の人に協力してもらい、世界自然遺産登録に向けて南アルプスの魅力を発信していきたい」としている。
第1回は同日、韮崎市役所で気象予報士の保坂悟さんが南アルプスの気象について語る。参加無料で定員50人。申し込みは韮崎市商工観光課、電話0551(22)1111。
各講座の問い合わせは南アルプス市みどり自然課、電話055(282)7259。
(2011年10月22日付 山梨日日新聞)