初夏の味 たわわに

サクランボを摘み取る秋山仙一さん=南アルプス市百々

 ハウス栽培のサクランボの収穫が24日、山梨県内で始まった。JA全農やまなしによると、生育状況は順調。ハウス栽培のサクランボの出荷量は3・4トンを見込んでいる。

 南アルプス市百々の秋山農園のハウスでは、わせ品種のサクランボ「高砂」の収穫がスタート。園主の秋山仙一さん(70)が、赤くつやのある実を約2キロ収穫した。秋山さんは「今月は夜に気温が下がらず着色が進まない不安があったが、作柄は例年通り。酸味と甘みのある初夏の香りを多くの人に味わってもらいたい」と話している。

(山梨日日新聞 2025年4月25日掲載)

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