落石の早川県道　時間規制を解除

　山梨県は２８日、落石などの影響で時間を限定して片側交互通行としていた早川町の県道南アルプス公園線で、時間規制を解除した。
　県峡南建設事務所身延支所などによると、時間規制が行われていたのは同町湯島－新倉間の３・８キロ。１８日に通行人が落石を発見し、その後周辺で土砂崩れが起きたことなどから、同日から通行止めとしていた。西山地区が孤立状態となったことから、安全を確保し、２０日から時間を限定して通行できるようにしていた。
　県は仮設の防護柵を設置するなど復旧作業を進め、２８日正午に時間規制を解除。終日片側通行が可能になった。

(山梨日日新聞　2025年3月29日掲載)