南アルプス市の観光四つのテーマで紹介 白根高生がミニガイド本

生徒が作成した観光ミニガイドブック

 白根高は「総合的な探究の時間」で南アルプス市の観光ミニガイドブックを作成した。1年生125人が市内の観光施設や飲食店などを巡り、班ごとに1冊にまとめた。
 地元で活躍できる人材育成を目指そうと、市との連携事業の一環で実施。生徒は山梨大の菊地淑人准教授の指導を受け、クラスごとに「山岳」「水」「歴史・文化」「農業・農産物」のテーマに分かれてガイドブック作成に取り組んできた。
 5日の発表会では、計8グループがガイドブックの内容を紹介。サクランボの生産量や温泉施設の特徴、市の歴史などについて説明した。市観光推進課によると、ガイドブックは内容を確認した上で観光案内所などへの設置を検討する。
 同校と市は2023年4月、観光や産業、地域活性化に関する包括協定を締結。菊地准教授らを講師に招き、探究活動をしていた。

(山梨日日新聞 2025年2月19日掲載)

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