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南アルプスに関係する韮崎市ゆかりの人物や団体を紹介するパネル＝韮崎市ふるさと偉人資料館
韮崎市教委は、市ふるさと偉人資料館（同市若宮１丁目）で、南アルプスに関わりのある市ゆかりの人物や団体などについて紹介する展示会を開いている。 南アルプスの登山道整備がされていなかった１９１０年代後半からルートの開拓を進めた平賀文男や、市南西に位置する甘利山の森林保護に尽力した穂坂直光ら７人の生い立ちや活動内容などをまとめたパネルを展示。昨年創立１００周年を迎えた市の山岳会「白鳳会」の歴史や、日本百名山の選定基準についても紹介している。 南アルプスのユネスコエコパーク登録１０周年を記念して企画。資料館の担当者は「自然と人との共生を考えてもらい、１００年以上前から地域の自然を生かそうと活動していた人たちがいることを知ってもらいたい」と話している。 ３月２３日まで。午前９時～午後５時。月曜休館。問い合わせは同資料館、電話０５５１（２１）３６３６。
(山梨日日新聞 2025年1月9日掲載)
