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県や県警などは28日、厳冬期(12~3月)の登山計画書(登山届)提出が義務化されている富士山、南アルプス、八ケ岳の3山域で安全登山指導を始めた。 登山者が増える年末年始に合わせ7カ所で実施。南アルプス市芦安芦倉の夜叉神峠登山口では、県職員や南アルプス署員、山岳関係者らが、登山者が用意した登山計画書や装備を確認した=写真。 県南アルプス観光振興室の担当者は「余裕を持った日程で計画を立て、天候の急変や体調不良など危険を感じたときは引き返してほしい」と話した。指導は最も長い場所で来年1月4日まで行う。 県警によると、昨年12月~今年3月に県内で発生した山岳遭難は25件で、遭難者30人(うち死者2人)だった。
(山梨日日新聞 2024年12月29日掲載)