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製作のピークを迎えている「甲州十日市だるま」=南アルプス市加賀美
南アルプス市加賀美の若草瓦会館で、「甲州十日市だるま」の製作がピークを迎えている。来年1月末までに約2千個を仕上げる。 長野県の老舗だるまメーカーから取り寄せた大小さまざまな型に、会館職員や市商工会員ら4人が色付けしていて、ひげや眉、「福」「家内安全」などの文字を丁寧に入れている。来年の干支にちなみ、だるまと桃が乗った張り子のヘビも製作している。 来年2月8、9の両日に開かれ、甲府盆地に春を呼ぶ祭りとして知られる同市の「十日市祭典」の際、会館前で販売する。だるまは1個千~1万2千円。永利郁乃館長は「買い物客に喜んでもらえるように願いを込めて製作していきたい」と話している。