移住者と地域架け橋に アンバサダー認定

 南アルプス市は、移住者や移住希望者と市、地域住民をつなぐための「移住アンバサダー」事業を始めた。移住者や市出身者をアンバサダーに認定し、子育てや生活面の相談に乗ってもらうことで、より多くの人の移住や定住につなげる狙いがある。
 アンバサダーに仲介役として活動してもらうことで、移住者らの不安の解消につなげようと企画。アンバサダーは就農や子育てなどの助言をするほか、地域のイベントを通じて移住者らが市民や地域とつながるきっかけづくりを担う。
 市役所で事前学習会を開き、市ふるさと振興課の担当者が市に寄せられる相談内容などを紹介。市内出身者や移住者といった個人や農業を営む企業・団体計6組をアンバサダーに認定し、金丸一元市長が認定書を手渡した。

(山梨日日新聞 2024年8月1日掲載)

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