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南アルプス山岳交通適正化協議会(会長・金丸一元南アルプス市長)は22日、南アルプス・広河原に通じる県道と林道について、今年のマイカー規制を6月21日~11月4日の137日間とすることを決めた。 規制するのは、林道南アルプス線(夜叉神-広河原、14キロ)と、県道南アルプス公園線(早川町奈良田-広河原、18キロ)の2区間。冬季は閉鎖されているが、夏季は解除して通行可能にし、マイカーを規制している。路線バスやタクシーで乗り入れられる車両通行可能時間は、午前5時半~午後6時。協力金として通行1回につき、1人当たり300円を求める。 南アルプス市地域防災交流センターで開かれた会合には金丸会長ら約30人が出席。マイカー規制期間や協力金額などについて意見集約した。2023年の通行者数は延べ4万4866人で、22年の3万1900人より40・6%増加。23年は99・9%(4万4810人)が協力金を支払った。
(山梨日日新聞 2024年3月23日掲載)