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新設された回転遊具「テンスピン」=南アルプス・櫛形総合公園
南アルプス市は、市櫛形総合公園に、ユニバーサルデザインに配慮した「インクルーシブ遊具」などを新設した。遊具は8日から供用を開始する。 設置したのは公園の西側拡張エリア。市都市計画課によると、インクルーシブ遊具3基や、上体伸ばしや腹筋ができる健康遊具11基、天然コルクを使用した1周約160メートルの陸上トラックを新設した。 インクルーシブ遊具は、跳躍遊具「ベッドジャンパー」や回転遊具「テンスピン」など。遊具の高さが低く、車いすから乗り移りやすい構造になっている。課の担当者は「年齢や障害の有無を問わず、気兼ねなく遊べる。健康増進に役立ててほしい」と話している。 公園は1月31日からの供用開始を予定していたが、物価高による資材の調達難で工期が延びた。事業費は5858万円。
(山梨日日新聞 2024年3月8日掲載)