南ア発祥「No.2サミット」100人初めて一堂に

 日本で2番目に高い山・北岳があることにちなんで、南アルプス市の住民らが設立した「日本No.2協会」(名取大介会長)は、兵庫県豊岡市で、互いの魅力を紹介し合う「第3回No.2サミット」を開いた。過去2回は新型コロナウイルス感染拡大の影響があったが、今回は構成する4市町が初めて一堂に会した。
 2番にちなんで、2月2日に、西日本で2番目に古い芝居小屋「出石永楽館」(豊岡市)で開催。日本で2番目に大きい湖・霞ケ浦がある茨城県かすみがうら市や、日本で2番目に古い時計台「辰鼓楼」がある豊岡市出石町、日本で2番目に面積が小さい奈良県三宅町の自治体や団体ら約100人が出席した。
 式典では、それぞれの地域の魅力や観光地、文化を紹介し合うトークセッションを実施。午後2時22分には、ピースサインで記念撮影をした。
 協会はこの日から、個人認定制度を導入した。一般住民を対象に、「2番目」を証明できることを協会のホームページで応募。認定されるとシルバー認定書が交付される。協会は認定者への特典を検討している。

(山梨日日新聞 2024年2月9日掲載)

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