MENU
南アルプス市は、ユネスコエコパーク登録前年の2013年から、企業や店舗とエコパークに関するパートナーシップ(グリーンパートナーズ)の協定を結んでいる。現在、協定締結は7社を数え、各社の社員や家族らが環境の保全や自然に親しむ活動をしている。 市がこれまでに協定を結んだのは、ジット(同市和泉)、富士通アイ・ネットワークシステムズ(同市有野)、ダイナム山梨南アルプス店(同市桃園)、フィッツ(甲斐市玉川)など7社。いずれも南アルプス市内に本社を構えるか、市内で事業展開している企業・店舗で、協定で生物多様性の保全や持続的な環境保護対策に取り組むことなどを定めている。 ジットは協定に基づき、登山シーズンを前に、櫛形山のトレッキングコースなどを整備。社員やその家族らが参加し、コースを歩きながら、落ちている石や木の枝などを取り除いている。ダイナムは裸山の草刈り事業を実施。フィッツはエコパ伊奈ケ湖で、地域住民らとキャンプをするなど、エコパークへの理解を促進する取り組みをしている。
(山梨日日新聞 2024年1月3日掲載)