来月6日にフルーツフェスティバル2010南アルプス市 サクランボ種飛ばし復活新企画のクライミング体験も
南アルプス市などは6月6日午前10時から、市櫛形総合公園で「フルーツ山麓フェスティバル2010」を開く。猛威を振るった新型インフルエンザの影響で昨年中止にした目玉企画「サクランボ種飛ばし」が2年ぶりに復活。サクランボ狩り特別優待券のプレゼントや、観光協会主催の旅行パックなど多彩な新企画でイベントを盛り上げる。
フェスティバルは、毎年県内外から1万人以上が訪れる人気イベント。サクランボや新鮮野菜など地元農産物が並ぶほか、よさこい演舞、キャラクターショーなどもあり、多くの観光客でにぎわう。
市などは昨年、流行していた新型インフルの影響を踏まえ「種とともに唾液だえきが飛ぶ恐れがある」として種飛ばしを中止。グラウンドゴルフで、サクランボをプレゼントする企画に代替した。今回は新型インフルが沈静化していることから実施を決めた。
また、今回から新企画も複数実施。事前予約、当日合わせて200人に特別価格でサクランボ狩りが楽しめる優待券を贈るほか、南アルプスの山々をPRするコーナーには、高さ4メートルのクライミング体験施設を設置する。
観光協会が企画した宿泊パックは5、6の両日のうち芦安温泉郷に1泊。料金は1泊2食付き1万円。特典としてサクランボ狩りや、お土産が含まれ、南アルプスの魅力を満喫してもらう。
宿泊パックに関する問い合わせは市観光協会、電話055(284)4204。
(2010年5月7日付 山梨日日新聞)