MENU
甲府市は9月から、登山用アプリ「YAMAP(ヤマップ)」と連携したキャンペーンを実施する。近隣9市町との「連携中枢都市圏」構想の一環で、市を含む10市町の山や観光施設を巡ると、期間限定のデジタルバッジをもらえる。 昨年は市単独で実施したが、今年は観光誘客を促進するため対象を拡大した。アプリを使いながら対象の山や観光施設を巡り、保存データに応じてデジタルバッジが獲得できる。 バッジは「風」「林」「火」「山」「クリーンハイカー」の5種類。「風」は甲府市、甲斐市にある金峰山、湯村山など4カ所、「林」は北杜市、韮崎市にある日向山、甘利山など4カ所を設定する。「火」は南アルプス市、中央市、笛吹市にある櫛形山、黒岳など5カ所、「山」は山梨市、甲州市にある小樽山、大菩薩嶺など4カ所となっている。 クリーンハイカーのバッジは、道の駅はくしゅうや道の駅花かげの郷まきおかなどの登山前後に立ち寄れる施設で手に入る。木製ストラップの認定証も先着で配布する。施設は甲府市のホームページなどを通じて周知している。 バッジを5種類集めると、コンプリートバッジが手に入る。3種類以上集めた人には「印伝×YAMAPデザイン手ぬぐい」を先着でプレゼントする。対象の施設でバッジを提示すると割引などのサービスを受けられる。甲府市林政課は「10市町の山と施設をたくさんの人に楽しんでもらいたい」と話している。 キャンペーンは11月30日まで。
(山梨日日新聞 2023年8月30日掲載)