2023.8.03
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キャンプ場 カフェデッキ 農体験
アウトドア 南アルプスで満喫
アウトドア複合施設「おそとのてらす」が7月、南アルプス市上市之瀬にオープンした。富士山や甲府盆地が一望できる場所にあり、キャンプ場やグランピング施設のほか、カフェレストランなどを備える。休耕地を活用した農作業プランも計画。運営会社は「美しい景色を見ながら楽しんでほしい」としている。
総合建設業「青柳興業」(同所、青柳佳彦社長)が運営。青柳社長が生まれ育った地域で、地元の魅力を伝えようと企画した。イベントのプロデュースなどを手がける一般社団法人「うごく街」(東京)と協力し、施設利用や農業体験を通じて地域活性化を図り、県外からの移住・定住につなげたい考え。
「おそとのてらす」はアウトドア施設であることが分かり、ウッドデッキからの景色を楽しんでもらおうと名付けた。カフェレストランは、旧櫛形町に合併する前の「野之瀬村」の名前を残そうと、「野之瀬テラス」とした。
約8500平方メートルの施設内にはグランピングができる宿泊棟10棟、ソロキャンプスペース5区画、家族やグループ向けのオートキャンプスペース9区画を用意。9月ごろには常設テント2カ所のほか、サウナ、ドッグラン施設も開設する予定だ。
野之瀬テラスでは地元食材を使用した料理を提供。昼営業が午前11時半~午後2時、カフェ営業が午後2~5時、夜営業が午後6時から。夜営業は予約が必要で、3組限定となっている。
キャンプや宿泊の問い合わせは、電話055(269)5535。野之瀬テラスは電話055(269)5536。
(山梨日日新聞 2023年8月1日掲載)