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県内独自の節句飾り「七夕人形」=南アルプス市西南湖の安藤家住宅
南アルプス市西南湖の重要文化財・安藤家住宅は、七夕の節句(7月7日)に合わせ、県内独自の七夕飾り「七夕人形」やささ飾りを展示している。 市教委文化財課によると、峡西地域で作られる和紙の七夕人形は袖が長いのが特徴。七夕の後は「お留守居さん」と呼び、魔よけや泥棒よけのお守りとして使われてきた。 展示では伝統の技法を再現して作った人形をつるしている。市民や来場者の願い事を書いた短冊を飾る7本のささ飾りも用意。茶室には同市発祥の「小笠原流礼法」師範と門下生による七夕の節句飾りも並んでいる。 展示は10日まで。
(山梨日日新聞 2023年7月7日掲載)