南ア署 広河原に山岳指導所
「山の日」の11日、南アルプス署などは南アルプス市芦安芦倉の広河原で、山岳指導所を開設し、登山者に安全な登山を呼び掛けた。
署員と山岳遭難救助に当たる「大久保基金の会」の会員5人が参加。登山計画書の提出や装備品の点検などを促すチラシが入ったポケットティッシュ、鈴が付いたキーホルダーなどを手渡した=写真。
署によると、管内では今シーズン11件の山岳遭難事故が発生。署地域課の飯沼ゆり係長は「昨年より多くの登山客が見込まれる。コロナ禍で体力が落ちている人もいる。体調に気を配りながら登山を楽しんでほしい」と話した。
(山梨日日新聞 2022年8月12日掲載)