2022.5.27
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エコパーク保全推進へ
南ア市と「コーセー」が協定
南アルプス市と化粧品製造「コーセーコスメポート」(東京都中央区、小林孝雄社長)は19日、南アルプスユネスコエコパークの環境保全のため、包括的に連携協力するパートナー協定を締結した。同社が市町村と協定を締結するのは初めて。
協定によると、同社はヘアケアブランド「ビオリス」の売り上げの一部を市に寄付。寄付金は南アルプスユネスコエコパークでの自然保護活動や、豊かな自然を次世代に引き継ぎ、子どもたちが自然の魅力に気付く取り組みなどに活用するという。
市役所で行われた締結式で、金丸一元市長と小林社長が「ユネスコエコパーク×PEACEFUL GREEN PROJECT」の協定書に署名した。小林社長は「南アルプス市の豊かで美しい自然の保護活動に取り組んでいきたい」とあいさつ。金丸市長は「まちづくりのパートナーとして共に歩んでいきたい」と話した。
化粧品製造大手のコーセーが同市野牛島に新工場を建設することをきっかけに、今回の協定締結に至った。
(山梨日日新聞 2022年5月27日掲載)