アマゴ自然繁殖を計画 南ア市のNPO法人 櫛形山周辺の河川で
櫛形山の自然を豊かにしようと、南アルプス市のNPO法人郷結(きょうゆう)会は、周辺の河川でアマゴの自然繁殖を計画している。過去に行ったイワナが順調に成育していることから、魚の種類を増やすことにした。
同会は櫛形山の緑化を目指し、植物の種子を運ぶ鳥の飛来を多くするため周辺の河川で魚の自然繁殖を展開。数年前から水産養殖業を営む同会メンバーの秋山冨一さんがイワナの卵を提供し、地元漁協や猟師の協力を得て増穂町の戸川や鰍沢町の大柳川などの上流に毎年3万-8万粒を放してきた。
11月、戸川上流を泳ぐ多数のイワナを発見したという秋山さん。「河川沿いを200メートルほど歩いていたら、5、6カ所でイワナの群れを確認した。アマゴの繁殖を促し、魚をもっと増やしていきたい」と話し、今後も古里の山を守る活動を続けていく考えだ。
(2008年11月13日付 山梨日日新聞)
同会は櫛形山の緑化を目指し、植物の種子を運ぶ鳥の飛来を多くするため周辺の河川で魚の自然繁殖を展開。数年前から水産養殖業を営む同会メンバーの秋山冨一さんがイワナの卵を提供し、地元漁協や猟師の協力を得て増穂町の戸川や鰍沢町の大柳川などの上流に毎年3万-8万粒を放してきた。
11月、戸川上流を泳ぐ多数のイワナを発見したという秋山さん。「河川沿いを200メートルほど歩いていたら、5、6カ所でイワナの群れを確認した。アマゴの繁殖を促し、魚をもっと増やしていきたい」と話し、今後も古里の山を守る活動を続けていく考えだ。
(2008年11月13日付 山梨日日新聞)