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県環境科学研究所は17日、富士吉田市上吉田の同研究所で、環境科学講座08「地球温暖化を考える」を開いた。 約120人が参加。講演Ⅰで、南アルプス市芦安山岳館の塩沢久仙館長が「南アルプスの自然、その今昔」をテーマに講演した。 講演Ⅱでは、静岡大理学部の増沢武弘教授が「富士山における温暖化の影響」と題して、温暖化が富士山に及ぼす影響について解説。永久凍土の下限が過去と比べ上昇していることや、南極と富士山でしか確認がされていないシアノバクテリアが減少していることなどを説明した。 【写真】地球温暖化を考えた環境科学講座08=富士吉田・県環境科学研究所 (2008年5月18日付 山梨日日新聞)