2021.6.05
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山岳遭難想定し隊員が救助訓練
南部署は5月31日、南部町福士の篠井山で、山岳遭難を想定した救助訓練を行った。
管内に笊ケ岳や農鳥岳といった救助活動にも危険が伴う山があることから、救助活動での二次遭難を防ぐため実施。署の山岳救助隊員7人が参加した。
県警本部で救助訓練を受けている署員2人が講師となり、救助の際に使用するロープの結び方「クローブヒッチ」「エイトノット」などを確認。人形を登山道から滑落した遭難者に見立てて、担架に固定し救助する訓練を行った。
署の地域課長は「救助活動は署員も危険が伴う。訓練を重ねて署員の安全確保につなげたい」と話した。
(山梨日日新聞 2021年6月5日掲載)