2021.1.17
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国立公園の雄大な自然活写
甲府でレンジャー写真展
環境省関東地方環境事務所は、甲府市徳行4丁目のアウトドアショップ「エルク」で、関東地域の国立公園などで活動する環境省のアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)が撮影した写真の作品展を開いている。
県内にある三つの国立公園(秩父多摩甲斐、南アルプス、富士箱根伊豆)の三つの出先事務所が合同で開催。「アクティブ・レンジャー写真展~国立公園・野生生物の姿」と題し、関東管内の6国立公園、14の国指定鳥獣保護区で活動するアクティブ・レンジャー21人が撮影した美しい自然や動植物の写真28点を展示している。
県関係の3事務所は、奥多摩自然保護官事務所の小林真弥美さんが甲州市内で撮影した冬の渓谷の「沸き立つ冬」、富士五湖管理官事務所の小西美緒さんが山中湖村から朝焼けの富士山を写した「オリンピアンの見る景色」、南アルプス自然保護官事務所の本堂舞華さんの「南アルプスの隠れた魅力」などを展示。各国立公園のお薦めスポットや生き物、文化も写真付きで紹介している。
担当者は「国立公園やアクティブ・レンジャーについて知ってほしい。お薦めスポットなどを参考にして、行ってみたいと思ってもらえればうれしい」と話している。
展示は28日まで。28日はプロトレイルランナー山本健一さん(韮崎市)のトークイベントも行う予定。
(山梨日日新聞 2021年1月17日掲載)