南アルプスの紅葉 心身障害者と満喫 芦安ファンクラブ
南アルプス市のNPO法人芦安ファンクラブは15日、地元の心身障害者通所授産施設「ワークハウスみどりの家」(同市寺部)の障害者を招き、紅葉の南アルプス山系を散策した。
同施設の通所者やファンクラブ会員ら20人余りが参加し、同市芦安芦倉の市営駐車場をバスで出発。広河原での昼食では、周辺などで採れたキノコ入りの豚汁を味わった。
その後、バスで向かった北沢峠周辺を30分ほど散策し、色づきだした山々の紅葉を眺めて楽しんだ。参加者は普段は足を延ばすことがない南アルプス山系の自然を満喫していた様子だった。
ファンクラブは「子どもやお年寄り、障害者らにも南アルプスの美しさを楽しんでもらいたい」としていて、今後も同様の事業を続けていくという。
【写真】昼食を楽しむ参加者=南アルプス・広河原
(2006年10月20日付 山梨日日新聞)