南ア市芦安地区発祥をPR
甲斐犬グッズ製作
南アルプス市は、国天然記念物の「甲斐犬」が同市芦安地区の発祥であることをPRするグッズを製作した。タオルとうちわの2種類で、27日に市内で開かれる「甲斐犬フェスティバル」で販売するなどして、市が「甲斐犬の里」であることを広く発信する。
タオルは長さ約110センチ、幅約20センチのマフラータオルサイズ。甲斐犬の姿と足跡をあしらい、天然記念物に指定された年を示す「Since 1934」や「甲斐犬の里」などの文字を入れている。
市観光商工課の小倉亜美さんがデザインした。黒とゴールドの2色があり、フェスタ会場の市観光協会のブースで1枚500円で販売する。
うちわは紙製で、直径20センチの円形。表面に甲斐犬の顔がデザインされ、鼻の部分に開けられた穴に指を入れると、うちわとして使える。
裏面では、サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府のヴァンくん、県の武田菱丸、甲斐市のやはたいぬが、いずれも甲斐犬モチーフのキャラクターであることを紹介している。会場で千枚を無料配布する。
甲斐犬フェスティバルは27日に市櫛形総合公園西側エリアで開かれ、甲斐犬愛護会本部による展覧会のほか、市内の特産品の販売ブースなどが設けられる。問い合わせは市観光商工課、電話055(282)6294。
(山梨日日新聞 2019年10月26日掲載)