2019.7.17
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南アルプス地域の観光振興へ初会合
南ア観光活用検討委
ユネスコの生物圏保存地域「エコパーク」に認定されている南アルプス地域の観光振興を図るため、県は16日、「南アルプス観光活用検討委員会」を設置し、甲府市内で初会合を開いた。本年度中に観光振興に向けたビジョンの策定することを決めた。
検討委は、旅行代理店や地元自治体担当者ら22人で構成。委員長には立教大観光学部の庄司貴行教授を選んだ。
南アルプス観光の現状や課題を整理し、本年度中に「南アルプス観光振興ビジョン(仮称)」を策定することを決定。現状と課題をまとめ、観光振興の方向性を示す。短期(1~2年)と中期(5~6年)、長期(10年)に分けて施策も盛り込むことも確認した。
次回は11月に検討委内のワーキンググループが集まる会議を開き、ビジョンの素案の作成や来年度の取り組みについて検討する予定。
(山梨日日新聞 2019年7月17日掲載)