アツモリソウ、盗掘の可能性 櫛形山 県に情報が寄せられる
南アルプス市の櫛形山で、「高山植物のキバナノアツモリソウが盗掘された可能性がある」との情報が14日、県みどり自然課に寄せられた。県などは19日にも現地調査する方針。
同課などによると、県山岳連盟のメンバーが5月28日ごろ、キバナノアツモリソウが自生する頂上付近の一部に盗掘されたような穴があるのを確認し、通報したという。
一方、NPO芦安ファンクラブなどによると、静岡県内のハイカーが14日正午ごろ、櫛形山のアヤメ平に咲いていた高山植物のホテイアツモリ1株がなくなっているのを見つけた。同クラブは近く県に報告する。
環境省によると、キバナノアツモリソウとホテイアツモリは国が絶滅危惧(きぐ)種に指定していて、県の高山植物保護条例で無許可採取が禁止されている。
(2005年6月15日付 山梨日日新聞)
同課などによると、県山岳連盟のメンバーが5月28日ごろ、キバナノアツモリソウが自生する頂上付近の一部に盗掘されたような穴があるのを確認し、通報したという。
一方、NPO芦安ファンクラブなどによると、静岡県内のハイカーが14日正午ごろ、櫛形山のアヤメ平に咲いていた高山植物のホテイアツモリ1株がなくなっているのを見つけた。同クラブは近く県に報告する。
環境省によると、キバナノアツモリソウとホテイアツモリは国が絶滅危惧(きぐ)種に指定していて、県の高山植物保護条例で無許可採取が禁止されている。
(2005年6月15日付 山梨日日新聞)