2005.1.21 News / その他 /

昨年の山岳遭難、10件減少で58件 山梨県内、死者は1人増

 山梨県警地域課が20日まとめた2004年の県内の山岳遭難事故状況によると、遭難事故は58件(71人)で、前年に比べて10件(6人)減少した。

 死者は13人で1人増え、いずれも40歳以上の中高年だった。原因別にみると、登山道や岩場での転落、滑落が7人、登山中の発病、疲労が2人、道に迷ったのが2人だった。

 遭難者のうち負傷者は37人。全遭難者のうち中高年は51人で7割以上を占めた。

 山岳別の遭難発生件数は、秩父山系が18件と最も多く、南アルプス14件、富士山10件、御坂山系6件だった。

(2005年1月21日付 山梨日日新聞)

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