2004.10.20 News / 登山 / 人物・団体 /

山岳救助協力隊隊員24人で発足 南アルプス市で結団式


 山岳遭難者の捜索・救助活動を支援する南アルプス市の「山岳救助協力隊」が19日発足し、市役所で結団式を行った。

 同隊は北岳(3,193メートル)など市内の山の遭難事故で、警察からの要請を受け市長の指示で出動し、負傷者の収容・搬送や行方不明者の捜索などを行う。市が市役所、市消防本部、市企業局の職員から隊員を募り、24人が隊員になった。

 結団式ではそろいのユニホームを着た隊員に、石川豊市長が「最近は中高年の登山客が多く、受け入れ態勢を整える必要がある」と述べ、青木可行隊長に任命書を交付した。

 同隊は北岳で南アルプス署との合同訓練を行うなど訓練や研修を重ね、来年の登山シーズンから本格的に活動する。


【写真】任命書を受ける青木可行隊長=南アルプス市役所

(2004年10月20日付 山梨日日新聞)

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