夏山で28人が遭難 県警まとめ 中高年7割占める
山梨県警は16日、夏期(7月1日-8月31日)の山岳遭難と水難事故の発生状況をまとめた。山岳遭難は24件発生して昨年に比べ5件増。死者は2人(昨年比1人減)、行方不明1人(同1人増)、けが21人(同8人増)だった。水難事故は2件起き、1人が死亡した。
県警地域課の調べによると、登山者数は計31万8100人(同3万5100人増)で、山系別では富士山14万7000人、南アルプス11万8700人、八ケ岳4500人、秩父山系4万1000人など。
山岳遭難者数は、昨年比で9人増の28人。年齢別にみると40歳以上の中高年が21人で75・0%を占め、昨年より約6・5ポイント上昇した。
発生場所は南アルプス13人、秩父山系6人、富士山4人など。原因は滑落・転落が10人、転倒7人、道迷い4人、疲労・発病が2人など。
同課は登山者数や遭難者数が増加したことについて「土砂崩落で通行止めとなっていた南アルプス公園線が復旧したことが影響した」と分析している。
一方、水難事故は昨年より1件減。遭難者は2人(同2人減)で、このうち死者が1人(同1人減)だった。
(2004年9月17日付 山梨日日新聞)
県警地域課の調べによると、登山者数は計31万8100人(同3万5100人増)で、山系別では富士山14万7000人、南アルプス11万8700人、八ケ岳4500人、秩父山系4万1000人など。
山岳遭難者数は、昨年比で9人増の28人。年齢別にみると40歳以上の中高年が21人で75・0%を占め、昨年より約6・5ポイント上昇した。
発生場所は南アルプス13人、秩父山系6人、富士山4人など。原因は滑落・転落が10人、転倒7人、道迷い4人、疲労・発病が2人など。
同課は登山者数や遭難者数が増加したことについて「土砂崩落で通行止めとなっていた南アルプス公園線が復旧したことが影響した」と分析している。
一方、水難事故は昨年より1件減。遭難者は2人(同2人減)で、このうち死者が1人(同1人減)だった。
(2004年9月17日付 山梨日日新聞)