南アルプス 広河原ロッジ閉鎖 老朽化で来月末
山梨県は10日までに、南アルプス市の国民宿舎広河原ロッジを、建物の老朽化や芦安地区での宿泊施設の増加などを理由に本年度末で閉鎖する方針を固めた。同市への施設移譲も検討されていたが、多額の改修費用がかかることなどから最終的に閉鎖することにした。
2月定例県議会に関連条例の廃止を提案するほか、来年度当初予算案に撤去費を計上する。
広河原ロッジは1967年5月に設置。鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約1080平方メートル。24室で80人を収容できる。
2002年夏シーズンの利用者数は2332人、南アルプス林道が通行止めとなった昨シーズンは営業を休止した。
広河原ロッジは、県の公共施設運営見直しに伴い、民間委託などを模索したが、採算性などから困難と判断。市町村への移譲を検討したものの、最終的に閉鎖に踏み切ることにした。
南アルプス市は広河原周辺の再整備計画の中で広河原ロッジに代わる宿泊施設を建設する方針。
(2004年2月11日付 山梨日日新聞)
2月定例県議会に関連条例の廃止を提案するほか、来年度当初予算案に撤去費を計上する。
広河原ロッジは1967年5月に設置。鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積約1080平方メートル。24室で80人を収容できる。
2002年夏シーズンの利用者数は2332人、南アルプス林道が通行止めとなった昨シーズンは営業を休止した。
広河原ロッジは、県の公共施設運営見直しに伴い、民間委託などを模索したが、採算性などから困難と判断。市町村への移譲を検討したものの、最終的に閉鎖に踏み切ることにした。
南アルプス市は広河原周辺の再整備計画の中で広河原ロッジに代わる宿泊施設を建設する方針。
(2004年2月11日付 山梨日日新聞)