【特集】南アルプス・北岳の夏 緑濃く稜線映える
南アルプス・北岳(3193メートル)には、今年も雄大な風景や高山植物を楽しもうと、多くの人が訪れている。登山者を引き付ける北岳の夏を訪ねた。

絶景:岳から間ノ岳(写真左奥)までの稜線を望む。手前の登山者の行く手には北岳山荘(写真中央)が見える
6月25日の山開きで夏山シーズンを迎えた北岳。大樺沢沿いの登山道では、雨量が多い影響で雪渓の雪解けが進んでいる。今年は昼すぎから雲で覆われることも多いが、それでも北岳を目指す登山者は後を絶たない。訪れた8月9、10の両日も多くの登山者と出会った。女性の姿も目立った。
北岳頂上からは甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳、鳳凰三山と南アルプスの山々を一望することができる。10日も美しい稜線りょうせんを見ることができた。
登山道から周りを見渡せば、多くの高山植物が咲き誇る。タカネビランジ、タカネナデシコなど白やピンクの花が登山者の目を楽しませ、足を止めてカメラを構える人も多い。
壮大な山々と愛らしい高山植物-。南アルプスの豊かな自然は今年も訪れる人を魅了している。
- 登山者:北岳を目指して大樺沢の登山道を登る登山者。奥には雪渓が見える
- 山頂:登山者でにぎわう北岳。山頂からは周囲の山々の雄大な景色を楽しめる
- 大樺沢の登山道沿いで咲き誇るタカネナデシコ
- 岩の間に咲くタカネビランジ
- 花と鳥:北岳の稜線付近で多く見られるイワヒバリ。愛らしい姿に心が癒やされる