2016.8.31
News /
私、ホンドオコジョです 登山男性、南アで準絶滅危惧種の姿撮影
南アルプス市有野の会社役員桜本雅彦さん(63)は今月、南アルプス・仙丈ケ岳に向かう登山道で、環境省が準絶滅危惧種に指定しているホンドオコジョを撮影した。
撮影したのは6日午前10時40分ごろ。北沢峠から大平山荘を経て馬の背ヒュッテに向かう登山道で、やぶの中の小さな巣穴に前足をかけ、顔を出して周囲を見回している姿を見つけた。穴から穴へと素早く動く姿に驚いたという。
ホンドオコジョは、その後登山道に下り、麓の方へ向かって走り去ったという。その直前に桜本さんの方を振り向いた一瞬を撮影した。
県鳥獣センターによると、ホンドオコジョは主に本州の北部で標高が高く、岩場の多い場所に生息。市エコパーク推進室によると、仙丈ケ岳も生息地域に含まれるが、体長は約20センチと小さく、動きが素早いため、見かけることは珍しいという。
桜本さんは「かわいらしい姿に心を癒やされた。自然と共に生きる喜びと大切さを感じた」と話していた。
【写真】環境省が準絶滅危惧種に指定しているホンドオコジョ(6日、南アルプス・仙丈ケ岳で桜本雅彦さん撮影)
(山梨日日新聞 2016年8月18日付)
撮影したのは6日午前10時40分ごろ。北沢峠から大平山荘を経て馬の背ヒュッテに向かう登山道で、やぶの中の小さな巣穴に前足をかけ、顔を出して周囲を見回している姿を見つけた。穴から穴へと素早く動く姿に驚いたという。
ホンドオコジョは、その後登山道に下り、麓の方へ向かって走り去ったという。その直前に桜本さんの方を振り向いた一瞬を撮影した。
県鳥獣センターによると、ホンドオコジョは主に本州の北部で標高が高く、岩場の多い場所に生息。市エコパーク推進室によると、仙丈ケ岳も生息地域に含まれるが、体長は約20センチと小さく、動きが素早いため、見かけることは珍しいという。
桜本さんは「かわいらしい姿に心を癒やされた。自然と共に生きる喜びと大切さを感じた」と話していた。
【写真】環境省が準絶滅危惧種に指定しているホンドオコジョ(6日、南アルプス・仙丈ケ岳で桜本雅彦さん撮影)
(山梨日日新聞 2016年8月18日付)