2016.7.24
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名峰の自然を解説 県立大で講座
富士山と南アルプス、八ケ岳について学ぶ連続講座「山梨の自然と文化の再発見」(山梨県立大地域研究交流センター主催)が24日から、甲府・県立大飯田キャンパス講堂で開かれる。10月まで5回にわたって、世界文化遺産である富士山の構成資産や南アルプスのライチョウの生息状況などについて解説する。
連続講座では、南アルプスの生物保護や富士山と富士五湖の自然環境の変化などを紹介。初回は24日午後1時から、「富士山と八ケ岳の自然や文化の解説並びに最近の話題」をテーマに、富士河口湖町教委の杉本悠樹さんと北杜・オオムラサキセンター館長の跡部治賢さんが話す。
9月4日の講座では、やまなし野鳥の会の村山力さんが「南アルプスのライチョウの現状と保護対策」と題して講義。国の特別天然記念物ライチョウは南アルプスが生息地の最南端とされるが、個体数は減少傾向にある。村山さんはライチョウの保護策などについて解説する。
参加は無料で、当日の参加も可能。講義内容の問い合わせと申し込みは地域研究交流センター、電話055(224)5260。
(山梨日日新聞 2016年7月23日付)